今年 とうとうアワガタケスミレの居場所に行くことができました。
'16.04.20
(そのときの全体の記録はこちら)
日本海側のすみれなので 今年友人とイソスミレを見に行く時にあわよくばと思って計画しました。
ダメでもともとという気楽な山登りでしたが、小さなアップダウンの末 ふと足元を見ると居ました〜!

ナガハシスミレの一形態(変種?)とされていましたが 独立種になってしばらくたちます。
ナガハシスミレとテリハタチツボスミレとの交雑由来ではないかともいわれているように花はナガハシスミレとあまり変わりません。

大きな違いはかわいい葉っぱです。
ナガハシスミレと形が違って小さくて丸くて硬そうです。

基部は切型。
ちょっと三角っぽいのもありました。

こちらのほうが図鑑の葉とよく似ています。
裏は黄緑色

と思ったら
↓うっすら紫がかっているのもありました。新しい葉はこうなるらしいです。

葉は枯れずに越冬するのでテリハタチツボスミレに感じが似ていますが テリハタチツボスミレほどの照りはありませんでした。
タチツボスミレとテリハタチツボスミレの違いのように、ナガハシスミレとアワガタケスミレの関係になっているのかなあと思いました。

はじめてであったので あれもこれもアップ


花はナガハシスミレは茎の途中からも出ますが アワガタケスミレは根元から出ているのばかりのようです。これから伸びてくるのでしょうか。

花を拡大

もう一枚
距が長いです。これだけ見るとナガハシスミレと区別がつかないですが 小さめでした。

側弁の基部は無毛です。
葉っぱはもっと小さめ。
ぼるにゃん(身長約4cm 胴幅約2.5cm 顔幅約2cm)と比べてみました。

さらに並べていきます。




いつかは会いたいと思っていたすみれにであえて うれしいです。
タグ:アワガタケスミレ
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