スミレサイシン 菫細辛

ウスバサイシンの葉に似ていることからついた名前だそうです。
ウスバサイシン(薄葉細辛)は↓

花はこんなのです

葉を上から見ると

さて似ているでしょうか。
スミレサイシンは花のころはふちが巻いていることが多く 葉の形がよくわかりません

開いたほうですが まだぴんとしていません。

花が終わって葉が伸びています。ウスバサイシンの葉に似ているといえば似ているような

学名は
Viola vaginata Maxim.
種小名 vaginata=葉鞘のある、鞘になった、袋の
*すみれに葉鞘ってあるんでしたっけ もしかして無茎種は葉の付け根のところの托葉が葉柄をくるんで見えることがあるからでしょうか??

茎は太くなります。

それとも もしかして距の形からでしょうか?

距が太くて丸くて袋のようです。これかな?

スミレサイシンの仲間(ナガバノスミレサイシン、アケボノスミレ、ヒメスミレサイシンなど)はみな距がこんな感じです。
命名者 Maxim.=ロシアの植物学者 カール・ヨハン・マキシモヴィッチ Carl Maximowicz (1827–1891)
品種をひとつ
スミレサイシンの品種で白花タイプをシロバナスミレサイシン 白花菫細辛 といいます。

唇弁の紫条もないタイプでした。
学名Viola vaginata Maxim. f. albiflora Honda
種小名 albiflora=花が白い
命名者 Honda=本田正次 (1887-1984)
*************************
スミレサイシンの仲間を一つ見てみます。
ナガバノスミレサイシン 長葉の菫細辛

葉が長いことからですよね。
花はスミレサイシンによく似ています。仲間ではありますが別種です。
学名は
Viola bissetii Maxim.
bissetii=イギリスの採集家ビセット James Bisset ( 1843 - 1911 ) に由来しています
マキシモヴィッチのもとへ ビセットが日本でたくさんの植物を収集して届けられたらしいです。
ナガバノスミレサイシンの品種の白花のタイプ
シロバナナガバノスミレサイシン 白花長葉の菫細辛
紫条が残っててもいいらしいですが 純白のタイプがありました。

学名 Viola bissetii Maxim. f. albiflora Nakai ex F.Maek.